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卒業生の声
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2008年に、JAL系 B制度試験に合格されたAさんにパイロットになりたかった動機やニュージーランドでの生活について話を伺いました。
−まずパイロットになりたいと思った動機は?
パイロットになりたいと思ったのは4歳の時でした。
初めて飛行機に乗った時にものすごく感動した事を覚えています。
しかし、実際にパイロットになろうと動きだしたのは大学を卒業してからでした。
雑誌の記事で自費で免許を取得すればパイロットになれる道があると
知り決心しました。 右がAさん。左は同期の人見さんで 当校インストラクターになりました。 |
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−航空留学をするまで何をしておられましたか?IAANZを選ばれた理由は? |
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留学をするまでは、正社員として半導体製造装置メーカーで働きながら、夜間の大学で電子回路工学の勉強をしていました。
忙しすぎて、お給料は貯まっていく一方だったので、今思えば結果的に留学の資金を貯める事が出来て良かったと思います。
留学を決意してからは、毎日インターネットや雑誌などで海外の学校を探しました。
せっかく貯めた自分のお金を使って留学する私に「格安!」「最短!」「就職率100%!」という売り文句はどこか引っかかるものがありました。
IAANZを知ったのは、大野教官のホームページでした。偶然辿り着きました。
そこには他の業者に見られた甘い言葉は一つも書いてありませんでした。
「時間はかかる」
「学科のレベルはとても高い」
「ライセンスを取れたからといって職を得られるものではない」
この言葉に惹かれてIAANZを第一候補にしました。
しかし疑り深い私は「本当にこの学校は存在するのか?」と思い、「騙されるぐらいなら一度自分の目で見てみよう!」とNZまで学校見学に行きました。
クライストチャーチ空港に到着した時、黄色い建物が見えてホッとしました。
そこで大野・八木教官に会い、訓練の事・留学中の生活について直接話を聞く事が出来、訓練校はIAANZにしようと決めました。
手前がIAANZ。奥がクライストチャーチ国際空港。
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−不安はありましたか? |
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職を失う不安はとても大きかったです。
今仕事を辞めると、この不景気な時代「二度と就職できないかも?」と悩んだり、一文無しになる不安に襲われたりしました。
大金をかけても、もしかすると就職出来ないかもしれないと考えると気がひけた時も正直あります。
その時は仕事が嫌いだった訳でもなく、興味のあることを勉強出来ていたので、「このままでもいいかも・・・・」と思ったりもしました。
でも幼い頃から見続けてきた夢の事を考えると不安より希望やチャレンジ精神の方が勝ってしまいました。 |
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−航空留学前にした事は何かありますか? |
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留学を決めてからは、航空無線通信士と日本の自家用操縦士の学科試験を受けて、その時日本で出来る事は済ましておきました。
あと、英語に不安があったので、「とにかく読めれば勉強出来る!」と思い、公文式のスピードリーディング教室に通い、英語の勉強をしました。 |
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−何コースを選択されましたか?また入学してからどう感じましたか?
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私は、CPLまで取得するプロフェッショナルコースを選択しました。
日本のB制度を受験するのに必要な資格は、海外の自家用操縦士免許と計器飛行証明ですが、せっかく大金をかけて留学するのであれば、受験に必要な資格を揃える為だけでなく、その国でもプロとして飛べるところまでやりたいと思いました。
2007年1月に渡航し、自家用学科の補習や語学学校に通い、訓練に必要な英語の準備をしました。
入学当時は24才でした。
語学学校でもコミュニケーションがとれるようになり、ホストファミリーにも自分の言いたい事が伝えられてきたと思っていたのですが、実際に訓練が始まると、英語のレベルは語学学校のレベルと比較出来ない程高く、はっきり言って最初は授業の内容を全く理解していませんでした。
授業中に質問されても、何を聞かれているのかさっぱりわかりませんでした。
家に帰って、夜遅くまで教科書を読んで、内容を理解するしかありませんでした。
航空無線も何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。
「やばい・・・・・」と思いました。
でもここまで来て「英語が理解出来ないので辞めます。」とは言えず、休みの日は空港に行き、無線を録音してそれをスロー再生しながら聞き取り、書き起こして、教官にあっているか確認してもらい、それを100回以上聴いていました。
学科テストでは辞書を使う事が出来ないので、知らない単語が出てくると頭が真っ白になります。
最初はとても苦労しましたが、全ての学科試験が終わる頃には英語での試験に慣れてしまっていました。
飛行訓練は、とても大変でした。特にPPLの訓練が、やる事全てが新しい事で、ついていくのに必死でした。
実際に操縦してみると、地上では考えられる様な事が全く考えられなくなり、地上での準備の重要性を痛感しました。
自分なりに修正角の表を作ってみたり、距離・時間・速度の計算なども表にまとめて、機内での負担を減らす工夫をしました。 |
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−留学中のエピソードを教えて下さい。 |
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語学学校に通っている時は、友達とキャンプに行ったり、BBQをしたりとNZでの生活を満喫していました。
IAANZに入学当初は遊ぶ余裕はなく、毎日勉強していました。
それにも慣れてくると、健康管理の為にスポーツジムやプールに通って身体を鍛えていました。
疲れを取る為に皆と温泉に行ったり、ラグビーの試合がある時はパブに行ったりしていました。

一番好きだったのは野外航法の訓練でNZのいろいろな所へ行く事でした。
訓練なのですが、空から見る大自然は本当に綺麗で毎回楽しみでした。
生活に関しては、8ヶ月程ホームステイをして、英語にも訓練にも慣れてきた所で友達とルームシェアを始めました。
本当にすばらしいNZの大自然
掃除・洗濯・自炊など、やらなければいけない事が増え、ホームステイをしていた時より、勉強時間は減りましたが、その代わり効率よく集中して勉強していく事を身につける事が出来ました。 |
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−どのくらいの期間で訓練を終える事が出来ましたか? |
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2008年5月に卒業しました。13ヶ月で訓練を終える事が出来ました。 |
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−日本へ帰国してどうしていたか? |
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帰国してしばらくB制度の募集はありませんでした。
しかし過去の採用頻度から考えて、10月頃に採用があると思っていたので、その間に日本の計器飛行証明の学科試験を受験したり、IAANZの先輩で過去にB制度試験を受けた方から話を聞き、約半年間かけて試験の準備をしました。 |
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−実際、B制度を受けてどう感じましたか? |
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B制度の審査は5次審査までありました。
「この勉強をこれだけやれば受かる!」というものではないと思いました。
筆記・面接・実技において、その時出せる全てを、いかに良い状態で出せるかが大事だと思いました。
特に面接では、自分の性格や訓練中に考えていた事をかなり細かく聞かれるので、訓練中から自分のしている事を理論的に簡潔に話せる必要があります。
自分のフライトを反省して対策を考える習慣をつけておかないと、的を得ない回答になると思います。
(私は、毎日の訓練を振り返って日誌をつけており、これが非常に役に立ちました。) |
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−これから訓練を始める方へのメッセージ |
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NZでの訓練は難しい上に時間もかかりますが、自分の好きな事に集中して取り組む事が出来ます。
これは本当に贅沢な事だと思います。
英語や就職など、色々心配はあるとは思いますが、やる気を持って自分の将来の姿を追いかけていけば、必ずそこに辿り着けると思います。
ここでは、全ての教官が自分の目標と夢を持ち、それを達成する為に努力されています。
日本で必要な資格を取るだけでなく、このような教官や先輩などの姿勢を見ながら、海外の航空業界について知る事も、今後大いに役立つと思います。 |
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Aさん貴重なお話をどうも有難う御座いました。
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